私が契約している高速インターネットサービス「NURO光10ギガ」で悩んでいることがあります。ONU(光回線終端装置)が頻繁にインターネット接続を失うため、「定期的に機器の再起動をリモートで行いたい」と思い、スマートプラグ“TP-Link Tapo P110M”を導入しました。
今回はその導入体験を、なぜ導入したか・どう設置したか・使ってみての感想をご紹介します。

なぜ再起動が必要になったのか
私が使っているNURO光10ギガですが、2025年9月後半から、「インターネットに繋がらない」「突然通信が切れる」といった症状が続いています。
たとえば、ONUのランプは正常、LANケーブルも接続されているのにネットが使えない → 再起動してやっと復旧…という流れです。
根本原因はまだ解明できていませんが、暫定的な対応策として 定期的な再起動 を実施することにしました。
そこで、手動で何度も再起動するのも面倒なので、「ONUの場所に移動しなくても電源を落とし再起動させるしくみ」を作ろうと思ったのがスマートプラグ導入のきっかけです。
導入したスマート機器:TP-Link Tapo P110M
導入したのは “TP-Link Tapo P110M”。
以下、特徴です。
製品の主な特徴
- 電力モニタリング機能付きスマートWi-Fiプラグ。
- スケジュール/タイマー機能付き。定時に電源をOFF/ONできる。
- オフライン(インターネット接続がない状態)でも、LAN内で操作可能なローカル制御対応。
このように、単なる「電源をオン/オフする機器」以上の機能を備えており、今回の「ONUをリモート再起動する」用途にも十分対応できそうです。

セットアップ&設置手順
実際に私がやった設置手順を、わかりやすく整理します。
- ONUのACアダプタ(電源ケーブル)側にスマートプラグを挿入
- NXRO光10ギガのONUを、そのACアダプタごとTapo P110Mのコンセントに接続しました。
- Tapoアプリで機器登録
- スマホにTapoアプリを入れ、Wi-Fi(2.4GHz)に接続、スマートプラグを登録。
- スケジュール設定
- 例えば「毎日03:00に電源をOFF/03:01にON」のようなスケジュールを設定。
上記パターンは最大32個作成可能です - これで「毎日決まった時間にONUを再起動」させることに。
- 例えば「毎日03:00に電源をOFF/03:01にON」のようなスケジュールを設定。
- 手動操作も可能
- スマホからアプリ経由でいつでも電源をOFF/ONできるので、不調時に別部屋から復旧操作も可能。
- LAN内コントロールの確認
- インターネット接続がなくても、LANが動いていれば操作できることを確認。これで「接続不能時でも再起動できる」安心感あり。
導入してみた感想&気づき
実際に使ってみての 良かった点・改善したい点を整理します。
✅ 良かった点
- スケジュール再起動によって、手動で電源を落としに行く手間が省けました。
- スマートプラグ自体の設置は数分で完了し、難しくありませんでした。
- 電力モニタリング機能も搭載されているため、将来的に「ONUの電力消費」「待機電力」も把握できそうです。
⚠ 改善ポイント/注意点
- ただし、この導入で 根本的なNURO光10ギガの接続トラブルが解決したわけではありません。“定期再起動でつなぎ止めている”感が否めないです。
- ONU・回線・宅内配線など、切断の本当の原因が別にある可能性も引き続き検討中です。
- スケジュール再起動のタイミングをどう設定するか(使用時間への影響、夜間作業など)をもう少し考える必要あり。
- スマートプラグの導入コスト・設定時間も考慮すべきですが、利便性は高いと感じています。
まとめ:再起動対策+次の一手へ
今回の対応として、「NURO光10ギガの不定期な接続切れ」に対して、TP-Link Tapo P110Mを用いて 定期再起動+リモート制御 のしくみを作りました。
これは 根本治療 ではありませんが、現状で使える 暫定対策 として非常に有効だと感じています。

