DynamoDBのテーブル定義を取得して別リージョンにコピーを作成する

DynamoDBのテーブル定義を取得して別リージョンにコピーを作成する

AWS DynamoDBでシステムを組むとテーブルは当然1つ2つでは済まず、システムとしてたくさんのテーブルを作ることになります。システムをテスト用や本番環境などで別リージョンにコピーを作らないといけないこともあり、ボタンひとつで簡単にコピーできればいいのですがそういったツールもなく手作業になっています。AWSCLIコマンドを組み合わせればある程度テーブル定義の取得から別リージョンに新たにテーブル作成することができます。

テーブル一覧を取得

aws dynamodb list-tables

テーブル定義を取得

aws dynamodb describe-table --table-name テーブル名 > 出力ファイル名.json

テーブルリストが取得できるので上記のdescribe-tableで定義を取得しJSONファイルを保存します。このdescribe-table情報はテーブル作成で要らない情報も入っていますのでそれを編集します。下記のElementを削除します。

['TableStatus', 'TableSizeBytes','TableId','TableArn', 'ItemCount','CreationDateTime', 'NumberOfDecreasesToday','IndexStatus','IndexSizeBytes','IndexArn']

テーブル作成

describe-tableのJSONが綺麗に修正できたらcreate-tableを実行します。

aws dynamodb create-table --table-name テーブル名 --cli-input-json file://テーブル定義.json

この手順で別リージョンにコピーできるのですがdescribe-tableの編集が面倒です。なのでわたしの場合Node.jsで組んで簡単に引越しできるようにしました。

https://github.com/mojeld/copyDynamoDBTabledefinitionToAnotherRegion

node index.js ap-northeast-1 us-west-2

上記のようにソースリージョンとコピー先リージョンを指定するとコピーできます。

Swift #selectorと@objc func

Swift #selectorと@objc func

Swiftを使っていると必ずSelector引数で渡すファンクションが出てきます。Selectorはstructなのですがここに@objc関数を渡す場合#selector()に包んで渡す必要があるようです。引数にわたす場合#selector(funcName(_:))こんな感じに関数を入れればいいのですが 渡された側はどのように処理をしているのか調べてみました。

class TObject: NSObject {
    override init() {
        super.init()
    }
    @objc func a(_ :Any) {
        print("function a")
    }
    func b(_ f:Selector){
        self.perform(f)
    }
}
let a1 = TObject()
a1.b(#selector(a1.a(_:)))

TObjectというオブジェクトを作成しa と bの関数を作っています。aの関数は@objcです。最後の2行で実行します。b()にaの関数を入れてb()の中のperform(f)でa()を実行しprint(“function a”)を呼んでいます。NSButtonのaction: Selector?もこのように実行されているのかな

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