macOSには標準で「画面共有(Screen Sharing.app)」というリモートデスクトップ機能が搭載されています。このアプリを使えば、同一ネットワーク内やVPN経由で、別のデバイスからMacの画面を操作することができます。
実はこの「画面共有」機能は、内部的に VNCプロトコル(TCP 5900番ポート) を利用しています。そのため、iPhoneでもVNCクライアントアプリを使えば、Macに直接接続して画面を閲覧・操作することが可能です。
これで、外部からVNC接続でアクセスできる状態になります。
App Storeで以下のようなVNCアプリをインストールします。
アプリを開き、「新しい接続」を追加して以下のように入力します。
vnc://192.168.x.x
または、Bonjour名(例:MacBook-Pro.local)でもOKです。
接続時にMac側で設定したVNCパスワードを入力すると、iPhone上にMacのデスクトップが表示されます。
外出中など、LAN外から接続する場合はVPNを使うのが安全です。
VPN経由で自宅ネットワークに入り、同じようにVNC接続すればOKです。
ポート開放(TCP 5900)による直接接続も可能ですが、セキュリティリスクが高いためおすすめできません。
もし設定が難しい場合は、以下のようなリモートデスクトップアプリも便利です。
macOSの「画面共有」機能とVNCクライアントを組み合わせることで、iPhoneからでもMacの画面を簡単に閲覧・操作できます。 LAN内ならすぐに、外出先でもVPNを使えば安全にアクセス可能です。
特におすすめは「VNC Viewer」+「画面共有」設定。 ぜひ一度、手元のiPhoneでMacを遠隔操作してみましょう。