【保存版】macOSの.weblocファイルとは？作り方・使い方！

2025-07-04

macOSを使っていると、デスクトップやFinder上に「.webloc」という拡張子のファイルを見かけたことがありませんか？.weblocファイルとは何か？どんな時に使うのか？どうやって作るのか？を初心者にもわかりやすく解説します。

🔗 .weblocファイルとは？

.webloc（ウェブロック）ファイルは、macOSで使われる「URLショートカット」ファイルです。Windowsでいう「.urlファイル」と同じ役割で、特定のWebページへのリンク情報を保存しています。

✅ 例：リンク先として使う

例：https://example.com への .webloc ファイルを開くと、そのページがブラウザで開きます。

📁 .webloc ファイルの特徴

🧱 .webloc ファイルの中身（XML形式）

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE plist PUBLIC "-//Apple//DTD PLIST 1.0//EN"
   "http://www.apple.com/DTDs/PropertyList-1.0.dtd">
<plist version="1.0">
<dict>
    <key>URL</key>
    <string>https://mjeld.com</string>
</dict>
</plist>

🛠️ .webloc ファイルの作成方法

✅ 方法①：SafariやChromeから直接作成

1. ブラウザのURLバー横の 🔒 アイコンをデスクトップにドラッグ
2. 自動的に .webloc ファイルが作成されます

✅ 方法②：ターミナルから手動作成

cat > mylink.webloc <<EOF
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE plist PUBLIC "-//Apple//DTD PLIST 1.0//EN"
   "http://www.apple.com/DTDs/PropertyList-1.0.dtd">
<plist version="1.0">
<dict>
    <key>URL</key>
    <string>https://mjeld.com</string>
</dict>
</plist>
EOF

必要に応じてバイナリ化も可能：

plutil -convert binary1 mylink.webloc

🧪 plutil コマンドで .webloc を扱う方法

• 構文チェック：
  plutil -lint mylink.webloc
• フォーマット変換：
  plutil -convert xml1 mylink.webloc（バイナリ→XML）
  plutil -convert binary1 mylink.webloc（XML→バイナリ）
• 中身を表示：
  plutil -p mylink.webloc

💡 .webloc ファイルの使い道

• よく使うWebページのリンク集をデスクトップに保存
• 社内で共有したいURLをまとめて配布
• アプリや社内ツールのリンクを整理したランチャー作成

⚙️ AppleScriptで .webloc を自動生成する

set theURL to "https://mjeld.com"
tell application "Finder"
    make new internet location file at desktop to theURL with properties {name:"mjeld.webloc"}
end tell

❓ よくある質問（FAQ）

Q. .webloc は削除してもいいの？

A. はい。中身はURLのみなので、不要であれば削除して問題ありません。

Q. Windowsでは開ける？

A. いいえ。Windowsでは未対応ですが、テキストエディタで開けばURLは確認できます。

Q. URLをまとめて .webloc に変換したい

A. スクリプトで一括変換可能です。必要な方はコメント欄でお知らせください！

✅ まとめ：macOSユーザーなら知っておきたい .webloc ファイルの基礎

.webloc ファイルは、macOSにおけるURLの保存形式として非常に便利な機能です。ちょっとした知識でWebページ管理が効率化されるので、ぜひ活用してみてください。