Python Class(クラス)インスタンスからDictに変換

Python Class(クラス)インスタンスからDictに変換

Pythonクラスインスタンスから Dictに 変換するコード例です。

下のような クラスを用意しました

class UserRow:
    def __init__(self, id, name):        
        self.name = name
        self.id = id

このUserRow クラス インスタンスを使った変数を用意し print()すると 下記のように 表示されます

print()してもクラスの中身は見れません

中身を表示したい場合、 dictに変換すると print()でも表示できます。

dict に変換しprint()

vars()を 使えば dict型の変数に 変換できます

class UserRow:
    def __init__(self, id, name):        
        self.name = name
        self.id = id

user_row = UserRow(123,"my name") #クラスインスタンス作成
user_dict = vars(user_row) #varsで クラスインスタンスからdict型変数へ変換
print(user_dict)

結果、 「{‘name’: ‘my name’, ‘id’: 123}」←のように表示されました

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【初心者向け】Google Colabでfilechooserライブラリを使ってファイル選択を簡単にする方法【Python】

filechooser ライブラリを使って、直感的にファイルを選択・読み込む方法を解説

Pythonでデータ分析や機械学習をしていると、ローカルのファイルを読み込む機会は多いですよね。特に、Google Colabを使っていると「どうやってローカルファイルを読み込めばいいの?」と迷うことも多いはず。

Google Colabで便利に使える filechooser ライブラリを使って、直感的にファイルを選択・読み込む方法を解説します。


✅ Google Colabとは?

Google Colab(正式名称:Google Colaboratory)は、Googleが提供するクラウド型のPython実行環境です。Jupyter NotebookのようなUIで、Pythonコードを手軽に実行できます。最大のメリットは、gmailのアカウントを持っていてPCのブラウザさえあればすぐ使えること。そして、Googleドライブとの連携が簡単なことも特徴です。


🎯 filechooserライブラリとは?

Google Colabでは通常、以下のように google.colab.files.upload() を使ってファイルをアップロードします:

from google.colab import files
uploaded = files.upload()

しかし、これではファイルを選ぶたびに毎回アップロードが必要で、少し不便ですよね。

そこで便利なのが、filechooser モジュール。これは Google Colab 専用のインターフェースで、対話的にファイルを選択できるようになります。

files.upload()実行

🚀 filechooserの使い方

1. インポートする

まずはColabのノートブックに以下を記述します:

from google.colab import filechooser

2. ファイル選択ダイアログを表示

次に、ファイルを選択するには以下のコードを実行します:

file_path = filechooser.choose_files()
print(file_path)

これを実行すると、GUI形式のファイル選択ウィンドウが表示され、選択したファイルのパスを取得できます。


📂 ファイルの読み込みまでの一連の流れ

選んだファイルを実際に開いてデータを読み込みたい場合、以下のようにします(例:CSVファイル):

import pandas as pd

file_path = filechooser.choose_files()
df = pd.read_csv(file_path[0]) # 複数ファイルのうち最初の1つを読み込む
df.head()

これだけで、ローカルにあるCSVファイルをGoogle Colab上で読み込めます!


⚠️ 注意点

  • filechooserはGoogle Colabでのみ動作します。Jupyter NotebookやVSCodeでは使えません。
  • 取得できるのは一時的な仮想パスなので、セッションが切れると再度選択が必要です。
  • 複数ファイルを選択した場合、リスト形式で返されます。

🆚 files.upload() との違い

機能files.upload()filechooser
ファイル選択UIあり(アップロード)あり(選択)
複数ファイル選択
ファイル読み込み方法バイナリパスで取得
使用環境Colab専用Colab専用

どちらも用途に応じて使い分けるのがベストです。


Google Colabでローカルファイルを使いたいとき、filechooserライブラリを使えばGUIでファイルを選択できて非常に便利です。

  • from google.colab import filechooser でインポート
  • choose_files() でファイルを対話的に選択
  • ✅ 取得したファイルパスでPandasなどと連携
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