【SEO対策】Search Consoleの「代替ページ(canonicalタグあり)」とは?原因と解決法を解説
2025-04-14
Google Search Consoleを使っていると、「代替ページ(適切なcanonicalタグあり)」という警告メッセージを目にすることがあります。これは、Googleがそのページを重複コンテンツと見なし、別のページを「正規(canonical)ページ」としてインデックスしている状態を意味します。SEOの観点からも重要なポイントなので、原因と解決方法をしっかり理解しておきましょう。
「代替ページ(canonicalタグあり)」の意味とは?
このメッセージは、Googleが該当ページの内容を確認した結果、別のURL(正規ページ)と同じコンテンツであると判断し、インデックスを避けていることを表しています。たとえば、以下のようなURLの違いでも同一と見なされることがあります:
- https://example.com/page?ref=twitter
- https://example.com/page
この場合、後者が正規ページとされ、前者はインデックスされません。
原因になりやすいケース
- 自分でcanonicalタグを設定している
- URLのパラメータ違い(例:utm_sourceなど)
- 同一内容のページが複数存在
- Googleが自動的に正規URLを判断している
canonicalタグの確認方法
確認方法は簡単で、以下のいずれかの方法で行えます:
- ページを右クリック→「ページのソースを表示」→
<link rel="canonical" href="...">
を探す - Chromeのデベロッパーツール(F12)→Elementsタブでを確認
- SEO拡張ツール(SEO META in 1 CLICKなど)を使う
インデックスさせたいページだった場合の対処法
もしそのページ自体をGoogleにインデックスさせたい場合、以下を確認しましょう:
- canonicalタグがそのページ自身を指しているか
- サイトマップに正規のURLを登録しているか
- 内部リンクがそのページに向いているか
必要に応じて、Search Consoleの「URL検査」ツールから再インデックスのリクエストを送りましょう。
まとめ:canonicalタグはSEOの要!
「代替ページ(canonicalタグあり)」という表示は、必ずしもエラーではなく、Googleが重複を避けるために正しく機能している場合もあります。ただし、意図しないページがインデックスされない場合は、canonicalの設定を見直し、必要に応じて調整することが大切です。