PowerShellでtail -f!WindowsでもUTF-8対応のリアルタイムログ監視を実現する方法【日本語対応】
2025-05-18
システムのログやアプリケーションの出力をリアルタイムで監視したい。そんなとき、Linuxならtail -fコマンド一発でOK。しかし、Windowsではどうすればいいの?という疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
本記事では、PowerShellでLinuxのtail -fのような動作を実現し、さらにUTF-8(日本語)にも対応
✅ PowerShellでtail -fと同じ動作をするコマンド
Get-Content -Path "C:\logs\sample.log" -Wait -Encoding UTF8
各オプションの意味:
-Path: 読み込むログファイルのパス-Wait: 新しい行が追加されるたびに表示(tail -fと同様)-Encoding UTF8: 日本語も正しく表示
🔁 最新ログの数行からスタートしたい?
Get-Content -Path "C:\logs\sample.log" -Tail 20 -Wait -Encoding UTF8
-Tail 20を使うと、最後の20行から監視が始まります。
🖥 日本語ログをきれいに表示するためのポイント
UTF-8でも文字化けが出る場合、以下の対策を試してみてください。
1. PowerShellのフォントを変更する
推奨フォント:MS ゴシック, Yu Gothic, Consolas
2. PowerShell 7(Core)を使用する
PowerShell 7以降ではエンコーディング周りが強化され、日本語の表示も安定します。
pwsh -Command "Get-Content -Path 'C:\logs\sample.log' -Wait -Encoding UTF8"
💡 おまけ:フィルタリングや色付けも可能!
特定のキーワードだけを抽出してリアルタイム監視することもできます。
Get-Content -Path "C:\logs\sample.log" -Wait -Encoding UTF8 | Select-String "ERROR"
✅ まとめ:Windowsでtail -fをしたいならPowerShellで決まり!
| やりたいこと | コマンド例 |
|---|---|
| リアルタイム監視 | Get-Content -Path "ファイル" -Wait -Encoding UTF8 |
| 最後のN行から開始 | Get-Content -Path "ファイル" -Tail 10 -Wait -Encoding UTF8 |
| 日本語ログ対応 | -Encoding UTF8 を指定 |
| フィルタリング監視 | | Select-String "キーワード" |
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