Microsoft Authenticatorのオートフィル機能が2025年7月に終了。現在使っている人はどうするべき?

2025-05-28 Edit on Windows

Microsoft Authenticatorのオートフィル機能って何?

Microsoft Authenticatorは二段階認証アプリとして常に使われていますが、実はパスワードを自動入力する「オートフィル機能」も備えていました。

この機能により、ブラウザやアプリのログインフォームでIDやパスワードを自動入力することができたため、非常に便利な機能として使用者も増えていました。

【重要】2025年7月、オートフィル機能が終了

Microsoftは2024年3月、公式サポートで「Microsoft Authenticatorのオートフィル機能を止める」ことを発表しました。

これはただの一時的な変更ではなく、機能自体が残念ながら終了することを意味します。

【なぜ機能終了?】

Microsoftによると、パスワード管理は「Microsoft Edge」と「Windows Hello」に集約させていく方針にしたためとのこと。

すでにEdgeブラウザには「パスワードの保存、自動入力、セキュリティチェック」が統合されており、一質のプラットフォームとしての使用が推奨されています。

また、Authenticatorは二段階認証とパスキー(Passkey)に特化させることにより、機能の精粋化を目指していると考えられます。

【機能終了スケジュール】

期日 内容
2025年6月 新しいパスワードの保存が不可に
2025年7月 オートフィル機能が無効化 / 支払い情報が削除
2025年8月 保存済みパスワードのアクセスが不可に

【代替案】今後はどうする?

Authenticatorのオートフィル機能は使えなくなりますが、存庫は「Microsoft Edge」に同期されています。

代替として使えるサービス

【仕様変更を見逃さないために】

2025年7月の前に、この機能に依存している人は代替手段への移行をおすすめします。

【おわりに】

Microsoft Authenticatorは二段階認証のエープリとして強力なツールである一方、オートフィル機能の終了は不便を感じる人も多いでしょう。

しかし、Microsoftは更に安全性と便利性を高めるため、力を集中させていると解釈するのが正解です。

今のうちに準備しておけば、突然使えなくなることも無く、安心して代替ができますよ!

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