RuntimeBroker.exeとMsEdgeWebView2.exeとは?Windows 11の気になるプロセスについて

2025-05-29 Edit on Windows

RuntimeBroker.exemsedgewebview2.exeというプロセスがタスクマネージャーに表示されていて、「これってウイルス?」「止めても大丈夫?」と不安に感じたことはありませんか?

Windows 11で頻繁に見かけるこれらのプロセスについて、役割・安全性・対処法までを考察してみました

🔎 RuntimeBroker.exeとは?【Windows標準の仲介プロセス】

● RuntimeBroker.exeの正体

RuntimeBroker.exeは、Windows 8以降で導入されたMicrosoft公式のプロセスで、特にWindows 10や11でよく見られます。主な役割は、UWPアプリの権限(マイク、カメラ、位置情報など)を監視・制御するらしいです

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● なぜ動作しているのか?

Microsoft Storeアプリや設定アプリなどのUWPアプリを起動すると、自動でRuntimeBroker.exeが起動するようです

● 高負荷になるときの原因と対処法

✅ 対処法

🌐 MsEdgeWebView2.exeとは?【WebベースUIの実行エンジン】

● MsEdgeWebView2.exeの役割

msedgewebview2.exeは、Microsoft Edge WebView2 Runtimeの一部で、アプリ内でWeb技術を使ったUI表示や機能を動かすための実行ファイルです。

● 使っているアプリの例

● なぜ複数プロセスがあるのか?

WebView2はChromeと同様にマルチプロセス構造を採用しており、タブやスクリプトごとにプロセスを分けています。そのため、複数表示されていても正常です。

🔐 安全性と確認方法

RuntimeBroker.exe と MsEdgeWebView2.exe はウイルス?

どちらもMicrosoft純正の正規プロセスですが、ウイルスが偽装するケースもあるため確認が重要です。

✅ 正規ファイルの確認手順

  1. タスクマネージャーで該当プロセスを右クリック → 「ファイルの場所を開く」
  2. 以下の正規パスにあるかを確認
プロセス名正規パス例
RuntimeBroker.exeC:\Windows\System32
msedgewebview2.exeC:\Program Files (x86)\Microsoft\EdgeWebView\Application

🧠 不安に感じる前に正体をしっておく

プロセス名概要
RuntimeBroker.exe UWPアプリの権限監視を行うWindows標準プロセス。基本は無害。
msedgewebview2.exe WebView2 Runtimeの一部。TeamsやOutlookなどのアプリ内でWebコンテンツを実行。

これらのプロセスは、Windowsがより柔軟で安全なアプリ環境を実現するために不可欠な要素です。挙動が気になる場合は、まずはプロセスの正体とパスを確認しましょう。

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