【初心者向け】Windows 11のクリップボード履歴とデバイス間共有の設定・使い方をわかりやすく解説!
2025-04-14
Windows 11では、作業効率を大幅にアップできる「クリップボード履歴」や「デバイス間クリップボード共有」機能が標準搭載されています。この記事では、パソコン初心者でも迷わず設定できるように、クリップボード機能の活用方法を丁寧にご紹介します。
クリップボード履歴とは?
クリップボード履歴とは、過去にコピーしたテキストや画像を複数保存し、あとから自由に貼り付けられる機能です。通常のコピーは1件しか保存されませんが、履歴を有効にすることで最大25件まで保持できます。
クリップボード履歴の設定方法(Windows 11)
- スタートメニューから「設定(⚙)」を開く
- 「システム」→「クリップボード」を選択
- 「クリップボードの履歴」をオンにする
これで過去にコピーした内容を保存できるようになります。

クリップボード履歴の使い方
以下のショートカットでクリップボードの履歴を確認できます。
Windowsキー + V
履歴一覧が表示されるので、貼り付けたい項目をクリックするだけ。よく使う項目は「ピン留め」することで保存され、再起動しても消えません。
デバイス間でクリップボードを共有する方法(クラウドクリップボード)
Windows 11では、同じMicrosoftアカウントを使っている複数のPC間でコピー内容を共有できます。
必要なもの
- Microsoftアカウント
- インターネット接続
- Windows 10または11のPC(複数台)
設定手順
- 設定 → システム → クリップボードを開く
- 「デバイス間で同期」をオンにする
- 「自動的に同期」または「手動で同期」を選択
設定後は、あるPCでコピーした内容が、もう一台のPCでそのまま貼り付けられるようになります。
セキュリティと注意点
クリップボードの内容はMicrosoftのクラウドを経由して同期されますが、データは暗号化されて送信されます。
ただし、パスワードや機密情報などをコピーした場合は、手動で削除するか、同期を一時的にオフにすることをおすすめします。
まとめ|コピー&ペーストの常識が変わる!
Windows 11のクリップボード履歴とクラウドクリップボードを活用すれば、作業効率が飛躍的にアップします。
- 過去にコピーした内容をすぐに呼び出せる
- 複数のPC間でコピー内容を共有できる
ぜひ今回の内容を参考に、便利な機能を使いこなしてみてください!
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